11月18日。ふと思い立って、大分県日田市まで“紅葉ドライブ+グルメ”の小さな旅に出ました。
別府から日田まではあえて高速を使わず、下道をのんびり日田へ。山あいの景色はちょうど紅葉が見頃で、赤・黄色のグラデーションが最高のタイミングでした。

老舗「うなぎの千屋」で味わう、日田まぶし
今回の日田ドライブの目的のひとつが、この「日田まぶし」。
日田が特別うなぎで有名というわけではないけれど、僕ら二人とももともとうなぎが大好きで、パートナーは訪れた事がある「千屋」に寄ってみることにしました。
千屋の「日田まぶし」は、名古屋のひつまぶしをベースにしつつ、日田らしい薬味やだしで仕立てたオリジナルの“まぶしスタイル”。
刻んだうなぎをふんわりとご飯の上にのせて、まずはそのまま味わい、次に薬味を乗せて、最後はだしをかけてさらりといただく三段階の楽しみ方ができます。
僕は名古屋の有名店にも行った事があるので、名古屋方式で4つに全体を分けて最後は好きな食べ方。
うなぎ自体は香ばしく焼き上げられ、タレは甘すぎず、重さを感じずに食べ進められる上品な味わい。
「今日はうなぎが食べたい」という気分の時にぴったりで、日田の落ち着いた空気とも相性が良い一品でした。
すぐ近くの「薫長酒造」で日本酒の試飲を楽しむ
千屋のすぐ近くにある「薫長酒造」にも立ち寄りました。歴史ある建物が並ぶ雰囲気の良いスポットで、季節の日本酒を試飲できるのが魅力。
蔵元酒館で試飲後に販売所にあるミニバーでさらに飲み比べ。静かな日田の街並みともよく合います。
建物の2階は酒蔵の歴史を感じる資料的な酒造りに必要な道具やその他の展示もあります。(入館料無料でご覧になれます)
帰り道も下道で。夕方の山影が美しいドライブ
帰りも下道でのんびりと別府へ。夕方にかけて気温が下がり、山の影が濃くなる時間帯もまた秋らしくて心地よい。
11月後半は紅葉のピークで、ちょっとした道でも雰囲気のある景色が続きました。
今回の小さな旅まとめ
- 別府から日田まで、紅葉を眺めながらのんびり下道ドライブ
- うなぎの千屋で日田まぶしを堪能
- 近くの「薫長酒造」で日本酒の試飲、飲み比べ
- 落ち着いた天領日田の町並みを満喫
長時間の旅行ではなくても、こういう半日の小旅行は満足度が高い。
特に秋の日田は本当に良い季節。また別の酒蔵やカフェ巡りもしてみたくなる、気持ちのいい一日でした。




